プランの特徴

多人数家族向けの標準的な5LDKのプランです。水回りの家事動線と生活動線が分離されており、家事コーナーも併設され、とても使いの良いキッチン周りの計画です。階段の位置も適度に顔が見える位置にありバランスがとれています。

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間取り図、解説

坪数は小さいが部屋数の多い間取り 家事コーナー付 北玄関 5LDK 35坪の間取り例

この間取りの長所・短所 解説

この間取りの長所

  • 5LDKを家事コーナーを含め35坪でまとめている効率の良い間取りです。収納や余裕スペースが少ないですが、諸室は兼ね備えており、機能を大きく損なっているわけではありません。多人数家族で低コストを目指す世帯向けの間取りです。
  • リビングは南面窓とウッドデッキによる外部との連続性により、明るさと開放感が期待できます。
  • 家事コーナーは裁縫などの家事や、主婦のプライベートスペースとして利用できとても便利です。キッチンに隣接した明るい家事コーナーなので、毎日の家事を快適な気分で行えます。
  • キッチンはセミオープンとすることでダイニング・リビングに視線を送れるため、家族とのコミュニケーションがとりやすい間取りとなっています。
  • 玄関横に収納を設けているので、コートなどの収納に便利です。
  • リビングに階段があるため、お互いに顔が見えるコミュニケーションのとりやすい間取りになっています。また、階段の昇り口が1階の中心にあるため、2階へのアクセスがしやすく、階段の下りる向きもリビングに直接向いていないため、プライバシー的にもバランスの取れた階段配置となっています。
  • 水廻りはぐるっと一回りできるため回遊性があり、家事動線と家族の生活動線も分離された動きやすい計画です。とまた、水廻り各室が集中しているため、家事がしやすく、設備配管コストも抑えられる間取りとなっています。
  • 寝室は他室との独立性が高く、落ち着いた寝室となっています。
この間取りの短所

  • 各室の大きさが坪数を抑えている関係上、若干手狭となっています。
  • リビング階段は家族間のコミュニケーションがとりやすい反面、プライバシー性を損ないます。来客中に上下移動が頻繁にある場合など、お互いに落ち着かないことがあります。
  • 収納スペースがリビング廻りで少ないため、家具やモノであふれる恐れがあります。
  • キッチンはセミオープンの場合、音とにおいの遮断性を失うので、リビングの快適性が損なわれます。(食器を洗う音でテレビや会話の音が聞こえないなど・・・)