住宅ローン金利 固定のメリット―3年固定、5年固定はどうなの?

短期固定選択型の住宅ローンを利用する人の割合

 固定期間選択型を希望する方がどれくらいいるかというと、約35%くらいということが分かっています。

 このうち約半数の方は10年以上の長期固定型を希望するといわれていますので、短期固定型金利を希望する方は約15%程度と考えられます。

 短期固定型の店頭金利は高く感じますが、実際の適用金利は1%以上低い場合が多く、その低い金利にやはり目が行ってしまいます。

 短期固定の期間が短いほど金利が低くなりますので、余計にそちらに目が向きます。低金利が長期間続いていることもあってか、変動金利や短期固定型金利を選択する方は依然として少なくないといえるでしょう。

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短期固定選択型住宅ローンのメリットデメリット

 短期固定型のメリット・デメリットを整理しましょう。

 住宅ローンの短期固定タイプは、固定期間終了後に、その時の金利相場と元金に基づいて返済額を再計算する仕組みです。

 3年固定なら3年間は同じ金利ですが、3年後その時点の金利で返済額を再計算します。当然、その時の金利が前回よりも高ければ返済額は上がりますし、低ければ下がります。

 その時々の実勢金利に合わせて返済額を見直すという点では、変動金利に近いものがあります。

 しかし、変動金利型によくある5年ルールや1.25倍ルールは一般的に短期固定型にはありませんので、未払い利息発生や、元金返済遅延などが起こらないのがメリットといえるでしょう。

 短期固定型金利を変動型金利の変則形とみなせば、長期固定型金利との比較という点で以下のページが参考になると思います。

変動金利と固定金利-メリット比較

 金利が低い、そして、5年ルールや1.25倍ルールがないなどの利点がある一方、短期固定型金利のデメリットとして挙げられるのが、金利変動の影響が返済額にダイレクトに反映されるという点です。

 固定期間が終了した段階で、金利が大幅に上昇していたら、毎月の返済額が突然急上昇するということです。

 その時点で長期固定に借り替えようとしても、長期固定金利は当然短期固定より高いわけですから、長丁場の返済期間では不利になってくるといえるでしょう。

短期固定選択型のリスクを知った上で選択する

 今後の金利を読むのは難しいことですが、現在3~5年固定金利での返済額が生活上ぎりぎりである場合、例えば返済期間が35年間だとすると、その金利が最後まで続く必要があり、または金利上昇とともに給料が上がるしかないということですから、決断には相当の覚悟が必要となるでしょう。

 昇給が期待できるか?返済期間は長期か?金利ウォッチが苦でなく、金利上昇の気配を察知したらすぐに借り換えることができる人間か?ある程度の上昇を見込んだ上での返済計画か?

 このようなことを自問し、短期固定選択型の自己適性を見極めてみましょう。

 安心感にこだわるなら完全固定型なのですが、やはり少しでも金利の低い短期固定で元金を早く減らしたいと思うのが人情・・・。

 結局は、ここで悩むことになるのですが、金利予測が確定的でない以上は究極の答えはリスク分散に尽きるわけです。

 つまり、完全固定型と短期固定型など、複数の金利タイプを併用するということです。そして、金利の情勢によって不利になった側の借入タイプの繰り上げ返済を進めるのです。

参考⇒
変動金利が上昇したときの対応策は?
変動型金利か?固定型金利か? 悩んだときの究極の答えは!

 短期固定型金利は変動金利同様、金利の変動リスクを受け入れることが前提となりますので、そのリスクを十分知った上での選択とすることが肝要です。

 販売チラシによくある「毎月返済額は__万円!家賃よりも安い金額で購入可能!」という表現がありますが、「某行3年固定金利で借り入れた場合」などと小さく書いてあります。

 この毎月返済額は30年間同じでないのは言うまでもありませんが、あたかもずっとその金額さえ払えれば購入できるのではという錯覚を消費者に与えかねない表現にも感じます。

 そのような広告に惑わされず、短期固定型金利のリスクをしっかり認識したうえでこの商品を活用することが大切です。

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>>au住宅ローンメリット・デメリット解説

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