令和4年5月4日更新

複数の住宅会社へ一括して見積りや間取り提案を依頼できるサービスは、家づくりに役立ちますか?

役立つサービスですが、メリットを生かすには、あらかじめ利用上の注意点を知っておくのが良いでしょう。

タウンライフ家づくり
【PR】タウンライフ株式会社

間取り作成、見積り一括依頼サービス―タウンライフ家づくりについて解説

お住まいの地域のハウスメーカーなどから、一括して見積りや間取りの提案が受けられるサービスとして定番のタウンライフ家づくり

ここでは、このサービスについて詳しく解説し、体験レビュー、利用上の注意点などについてお伝えます。

ナオミ普通

とても便利そうなのですが、どうなんでしょうか?

けん

メリットもありますが、注意点を理解しておく必要があります。まずは、結論から。

結論
結論
  • 依頼の負担が少なく、家づくりの入り口に適しています。
  • ハウスメーカーによっては資料の提供方法に差があります。
  • 地域によっては希望のハウスメーカーが選択できない場合があります。
  • 利用条の注意点を理解した上で利用するなら間取りは生かせます。
ナオミ普通

注意点って具体的に何ですか?

けん

端的にいうと、全く興味のない相手にまで、むやみに、間取り図作成を依頼するのはよくないということです。

ナオミ普通

興味のない相手に依頼してはダメなのですか?

けん

例えば、あなたが、興味のない10社に依頼した場合、ハウスメーカーがあなたに熱意を持ってプランを作成しようと思いますか?

ナオミ普通

確かに、そう言われると…。

けん

このサービスは、ネット依頼の利便性と、相手との距離感を保てるというメリットがあります。しかし、最適なプランや資金計画を提案してもらうためには、あなたの興味や、節度ある利用が前提になければいけません。

ナオミ納得

なるほどー。無料だからといって興味のない相手にまで依頼しても、得られるものが少ないということですね。

けん

そうなんです。そのあたりを、体験レビューも含め、もう少しくわしく解説します。

1.タウンライフ家づくりのサービス概要

まずは、このサービスの概要と、メリットを見てみましょう。

サービス内容
「タウンライフ家づくり」は、あなたの地元の住宅メーカー複数社に、間取りプランや見積りなどの「資料請求」を同時に依頼することができます。
同じことを何度も説明する必要がなく、自宅でできる、そして無料というのが特徴です。

タウンライフ家づくり利用の流れ

後日ハウスメーカーから資料が届きます。

2.メリットと注意点について

このサービスは以下のようなメリットがあります。

メリット
①依頼時の負担が少ない
②自宅でプラン比較ができる
③自宅でコスト比較ができる
④費用がかからない

それぞれのメリットについて、現実面留意点を解説していきます。

①依頼の負担が少ない

依頼の仕方は、入力フォームに住宅の規模やプラン上の要望事項を記入し、依頼先を選択するだけです。どこにも出向かずに数社との対面や電話連絡が省略できるので、依頼にかかる時間的・精神的な負担は圧倒的に少ないといえます。

ただし、以下の点を覚えておきましょう。

資料のとりまとめや、代行的なサービスはなし

このサービスは、タウンライフ家づくりサイトが、家づくりの希望条件を、あなたに代わってハウスメーカー各社に伝達してくれるというものです。

その後、タウンライフ家づくりのサイトが、ハウスメーカー各社の提案資料を全てをとりまとめて、あなたに届てくれるわけではありません。

このサービスは、一括してハウスメーカーへ情報提供を行うものであり、ハウスメーカーとの間に入って、資料のとりまとめや、依頼者の相談対応、調整などを代行してくれるものではありません。

ハウスメーカーとのやりとりはご自身で

つまり、ハウスメーカーとのやりとりをお断りしたい場合、タウンライフ家づくりサイトが、お断りを代行してくれるわけではありませんので、ご自身で対応する必要があります。

no thank you資料をもらった後は、あなたから連絡をしなければ、自然とフェードアウトする場合と、ハウスメーカーから、その後の家づくりの進捗状況について、たずねられる場合があるでしょう。その時のお断りは、自分自身でていねいにする必要があります。

依頼する時の負担はありませんが、その後、ハウスメーカーとのやりとりを自分自身で行うこととなるため、むやみに依頼先の数を増やすのはお勧めできません。依頼する場合は、本当に興味のあるハウスメーカーに限定することが大切です。

②自宅でプラン比較ができる

タウンライフプランニングの例依頼をすると、間取り図(ラフプラン)が届きます。この間取りプランが自宅にいながら入手できるというのがこのサービスの大きな特徴です。

ハウスメーカーが基本的な間取りプランを作成するときは、通常は対面打合せをし、様々な要望を聞き取った上で作成します。

そうした打合せを各社といちいちすることなく、インターネットでの依頼で複数社に同じ条件で間取りプランの作成を依頼できるのは確かに画期的といえるでしょう。

ただし、以下に留意する必要があります。

間取りはラフプラン

詳細に打合せをせずに作成された間取りですから、プランの完成度に大きな期待をしないことが大切です。なぜなら、本来、間取りというのは、プランへの要望の元となっている本当の理由を、打合せを通して明確にする作業が必要だからです。

例えば、「熟睡できる寝室にしたい」といっても、どこにその要望の本質があるのかを、本人も気付けない場合があります。寝苦しい夜が嫌だから北側の寝室がいいと本人は思っていたが、実は寝室の位置ではなく、エアコンに頼らない通風を確保することが、本人の快眠にとって大切なことが打合せを通して気付けたりします。
聞き取り・提案をくり返しながらの間取りの作成工程

間取り作成で重要なことは、言語化できない願望や不安を明らかにすること。その打合せが大切です。

つまり、プランは本当に腑に落ちる理由をベースにつくられることが大切で、こうした作業をまるごと省略し、ネットからの依頼でつくられた間取りに理想を望むのは無理があります。

■たたき台にはなる
ただし、理想には遠いとはいえ、全体ボリュームやプランの方向性は大まかに把握できるため、検討のたたき台にできるメリットはあります。

全く手元に何もない状態で、一から自分で間取りを考えるよりも、それをベースに家族で意見を出し合い、自分たちの理想を考える土台にする方が効率的です。

また、ハウスメーカーを1次審査的に比較できるというメリットもあるでしょう。

ラフプランだからこそ良い面も
じっくり打合わせをし、ガッチリとプランを作りこまれた末に、相手に断りを入れることは、依頼者にとって心の負担が大きいものです。ラフプランであることが互いのメリットになるという側面もあります。

ハウスメーカーによっては、間取りがすぐに届かない場合もある

間取り図がネットからの依頼のみで届く場合もあれば、そうではない場合もあり、各ハウスメーカーごとに対応が異なります。

業務効率が上がらないその理由は、会話もしたことのない顔の見えない相手に、ラフプランとはいえ間取り図を無料で作成し続けることは、ハウスメーカーにとって重い営業負担になるためです。顧客との接点を得るための効率を考えると、力の入れ具合が難しいのです。

本来であれば、お客さんのさらなる興味を引き出すため、プランの提案に力を注ぎたいのですが、

現実問題として、

  • 提案プランを作成し続けても、お客さんの反応がほとんど得られない。
  • 依頼が一気に集中した、また、各支店の担当者の忙しすぎるなどで対応しきれない。
  • 依頼の内容がアバウトすぎて、プラン作成が明らかに徒労に終わる。

などのことから、結果として、「もう少し具体的にお話をお聞きした上で、プランを作成させていただけないでしょうか・・・」と、自社に興味のあるお客さんに向けて力を込めたいとハウスメーカーは当然考えるわけです。

こうしたことから、間取りがワンクリックで届かないということも生じるわけです。(やがて、このサービスから撤退するハウスメーカーもあります。)

■すぐに届けてくれるハウスメーカー

その一方で、力の入れ具合を加減をしながら、ねばり強くプランの即時提供を行っているハウスメーカーもあります。そこから、良好な関係に発展する利用者もいるため、好評価が存在することも事実です。
満足度3冠達成

こうした、両方の現実を知った上で、このサービスを利用するのが大切です。


ナオミ普通

でも、ワンクリックでプランが届かないというのは、約束と違うのではないですか?

けん

確かに、利用者の期待が「ワンクリックで届く」ことに向いてしまう面はあります。しかし、かといって、約束違反とまでは言えないのです。プランの提供方法やタイミングについては、ハウスメーカー次第となっており、(利用規約上も)明確な規定はありません。

ナオミ普通

そうか…「ワンクリックで届く」とは書いていないということですね。

けん

そうです。前述のような事情により、ハウスメーカーは即時に間取りを提供できない場合があり、それが、消費者の期待とのミスマッチになることがあるのです。

③自宅でコスト比較ができる

間取りプランとあわせて資金計画書を提案してくれるというのが、このサービスのもう一つの特徴です。いわゆる三者見積りが一度の依頼でできるというイメージですが、こちらも以下に留意しましょう。

資金計画書は概算

資金計画書とは、建物本体工事だけではなく、付帯工事、土地取得費用、融資や法定手続きなどの諸費用などを全てあわせた総合的な予算書といえるものです。しかし、これらは、ある程度の打合せにより条件が整ってはじめて意味のある数字になります。

打合せ無しで資金計画書をつくる場合、間取りの坪数に坪単価をかけて算定した建物本体工事に、仮想定の費用を加えた見積りになります。当然、地盤改良費、仕上げ・設備のグレード、外構工事費など、調査や打合せ次第で大きく変わりますので、あくまでも、大まかな目安として活用しましょう。

これについても、間取りと同様、お客さんとの対話を通じてから作成したいと考えるハウスメーカーも多く、ワンクリックで提供されない場合があります。

④費用がかからない

このサービス利用ついては、以下のような料金を含め、費用は一切かかりません。

  • サイト利用料
  • ハウスメーカーへの依頼代行料、紹介料
  • 成約時の手数料、仲介料
  • ハウスメーカーから提供される間取りプランや資金計画書の作成費用・資料代

タウンライフ家づくりに限らず、雑誌、住宅展示場など、ハウスメーカーと消費者を結ぶ媒体利用にかかる経費は、通常ハウスメーカーの広告費から支払われます。つまり、消費者が支払う代金が原資となっているため、消費者全体でその費用を負担しているという意味では、厳密には無料ではありません。ただし、直接的に上記のような費用を請求されることはありません。

このサービスを利用せずとも、一般的には、間取りプランや見積りは、どの会社も無料で作成するのが普通ですので、「無料」は特別なことではありません

ただし、どのようなルートを通じてもハウスメーカーにこれらを依頼するには個人情報は必要です。

メールでのやりとりを希望した場合

ハウスメーカーとのやりとりについて、「メールのみ」と依頼時にお願いした場合、ハウスメーカーがそれに応じるときは、同時にお客さんへの熱も冷めることがあると心得ましょう。

話ができない相手に、どこまで真剣にプランを作成するかどうかは各社次第になるということです。


けん

以上、メリットについて見てみましたがいかがでしたか?

ナオミ普通

メリットだけではなく、注意点をしっかり理解しておくことが大切ですね。

けん

消費者としては、会社を絞り込むまでは、できれば話をしたくないという気持ちがありますが、一方で、ハウスメーカーとしては話をしてくれない、誰かもわからない人に無料でプランを描き続けるなど、したくはないのです。

ナオミ納得

ある程度興味のある相手との接触手段として利用するのが良さそうですね。

けん

そうです。あなたが、話を聞いてみたいと思うハウスメーカーであれば、このサービスの便利さを活用できるチャンスです。もし、多少のヒアリングをすることができれば、資料が届かないということはなくなりますし、資料の質もグッと向上します。

3.実際にサービスを利用してみました・・・

それでは、次に、実際に申し込んだ結果について具体的にみてみましょう。

タウンライフ家づくり にアクセスし、家づくり計画書の作成依頼を申し込んでみます。

申込みの流れは、

  1. 地域を選択し、家づくり計画書作成依頼ボタンをクリック

  2. 入力フォームに間取りの希望条件などを入力

  3. 依頼する住宅メーカーを選択し、依頼ボタンクリック

  4. 申込み完了

という感じになります。

実際の入力画面をみてみましょう。入力はチャット形式で、質問に答える感じで入力していきます。

まず、希望の住まいの場所、階数、大きさ、LDKタイプ、予算などを入力していきます。

実際の入力画面

タウンライフ申込みチャット画面2

間取りに対する要望などを具体的に入力します。

タウンライフ申込みチャット画面3

土地の図面があれば添付します。

タウンライフ申込みチャット画面4

土地情報について

土地の情報(寸法・前面道路の方位がわかるもの)がある方が、現実に即した間取りの提案を受けられます。土地の図面があればそれを添付しましょう。もし土地が未定であれば、「南道路8m、間口10m、奥行き20mの長方形。」といったように、希望を上の要望記載欄に記入しましょう。

※今回は以下の土地の図面を添付しました。
敷地情報

次に、会社選択ページへ進み、依頼したい会社にチェック。

会社選択

最後に、規約を確認し、依頼ボタンをタップ。

利用規約確認・依頼

これで申し込みは完了です。

3日後・・・

1番早いハウスメーカーから間取り図(ラフプラン)が電子メールで届きました。なかなか早いですね・・・。

全く打ち合わせ無しですが、こちらの希望も反映されています。ノーストレスでこの資料提供は、とても効率のいいサービスといえるでしょう。

タウンライフ家づくりプラン1

その後、もう1社から間取りプランと概算見積りが届きました。見積りについてはアバウトな要望ですから、当然概算レベル(坪数から算定した本体価格程度のもの)になります。残る1社はカタログのみしか送ってもらえませんでした。

資料が完璧にはそろわなかった

ワンクリックで届いた見積りは3社中1社だけです。しかも、地盤改良工事や冷暖房工事、外構工事、家具・カーテン、諸費用などが含まれない費用のため、全体予算をつかむには、さらに打合せと条件設定が必要になるでしょう。よって、ワンクリックで資金計画書を3社比較!というわけにはいきませんでした。

ただ、一応、ワンクリックで間取りプラン2つ届きましたので、参考までにそれぞれの間取りの違いや要求達成度について比べてみましたので紹介します。

4.各ハウスメーカーの間取りを比較!

それでは、実際に提案していただいたプランについて比較してみましょう。私の方で、間取りを写し書きし、解説を加えました。

同じ条件で依頼してもハウスメーカーによって提供プランが異なるということを皆さんに知っていただければと思います。

ちなみに、私が依頼時に入力フォームに記入したプランに対する要望は以下の通りです。

■間取りの要望事項

  • 世帯数:1世帯住宅
  • 階数:平屋建て
  • 人数:大人2人、子0人
  • LDKタイプ:2LDK
  • 家の広さ:25坪くらい
  • LDKの広さ:15畳くらい
  • 水周り:使い勝手を重視したい
  • その他間取りに対する希望(自由入力)
    ・玄関とキッチンの両方からアクセスできる納戸(パントリー)が欲しい(1坪くらい)。
    ・洗濯物が干せる屋根つきのウッドデッキ(2坪くらい)が欲しい。
    ・2つの洋室の内、1つの洋室から洗面やトイレにすぐアクセスできる間取りにしたい。

この内、以下の3点の要望の達成度について、検証したいと思います。

要望の達成度チェック事項
要望①水周りの使い勝手を重視したい
要望②玄関とキッチンの両方からアクセスできる納戸(パントリー)が欲しい(1坪くらい)要望③:2つの洋室の内の1つから洗面やトイレにすぐアクセスできる間取りにしたい

案1 ハウスメーカー Ⅰ プランチェック

タウンライフ家づくり 案1(ハウスメーカー I)プランチェック

案2 ハウスメーカー S プランチェック

タウンライフ家づくり 案2(ハウスメーカー S)プランチェック

比較結果

要望の②玄関とキッチンの両方からアクセスできる納戸が欲しい・・・については、重たいお米やお酒、飲料水や常温保存の食品を玄関からすぐに搬入でき、それをキッチンからすぐに取り出せると便利なので、そのような意図で要望したものです。

これについては提案2のハウスメーカーSの方が使い勝手が良いのがわかります。

また、要望③洋室の1つから洗面やトイレにすぐアクセスできるようにしたい・・・については、高齢になった時、夫婦のどちらかが、頻回なトイレ通いや、介護・介助などがしやすいよう、寝床からトイレ・洗面・浴室にすぐに行けるようにしたいという意図で要望したものです。

これについても、提案2のハウスメーカーSの方が使いやすいのが明らかですね。表にまとめてみます。

要望の達成度チェック

提案1
ハウスメーカーI
提案2
ハウスメーカーS

要望①

水周りの使い勝手を重視したい

要望②

玄関とキッチンの両方からアクセスできる納戸が欲しい

要望③

洋室の1つから洗面やトイレにすぐアクセスできるようにしたい

このように、全く同じ条件で依頼しても、プランや要望に対する応答性が違うことがわかります。

「施主の要望の意図は何か?」を考え、真意をくみ取る姿勢はハウスメーカーSに軍配がありそうですね。そして、こうした点から住宅会社との相性も見えてきそうです。

もちろん、打合せ無しの間取りですから、厳密な判断はできませんが、スタート時点におけるハウスメーカーの基本的な対応力や相性チェックの材料として期待できそうです。

5.気になる疑問 Q&A

ハウスメーカーの電話連絡は来ますか?

今回の利用では、依頼後、ハウスメーカーからメールで資料・連絡が届いたあとは、それ以上こちらから連絡を取らなかったため、ハウスメーカーからのメール・電話はありませんでした。

ただ、このあたりは、各会社で温度差があるところなので、ハウスメーカーから「その後家づくりの方は進んでいますでしょうか?」といったメールや電話が来る可能性が無いとはいえません。

大切なことは、はじめから、話をしたくないようなハウスメーカーに依頼しないことです。もし、最初は興味があったが、途中でお断りしたくなった場合、きちんとその旨を伝えれば問題ありません。

依頼したいハウスメーカーがないのですが?

ハウスメーカーは、支店単位でこのサービスへ参入していますので、地域によっては「依頼したいハウスメーカーが選択肢にない」という状態が生じます。

その場合は、カタログ請求(LIFULL HOME’S)などからコンタクトをとり、そこから直接依頼をするのがよいでしょう。

必ず話を聞かなければいけないの?

このサービスは、タウンライフ家づくりのサイトが、あなたの希望と連絡先をハウスメーカーへ伝達するというものです。このサービス利用によって、話を聞く義務、契約の義務などが課されることはありません。

あなたとハウスメーカーとの関係については、あなたが直接ハウスメーカーに連絡するのと何も変わりがありませんので、対等な関係で話を進めれば問題ありません。

同時に何か勝手に契約されていることはありませんか?

タウンライフ家づくりを申し込むと同時に、意図しないサービスの利用契約が勝手に結ばれたり、費用負担が生じることはありません

ただし、各種住関連サービスの案内などが来ることがあります。無料のサービスであるため、ここはしかたがありません。不要な場合は、連絡の停止やお断りしましょう。

不良業者はいないの?

不良不適格業者と遭遇するリスクはほぼないといっても良いでしょう。

タウンライフ家づくり審査をし、大手と一定の信用・実績のある工務店のみが参入しています。

ハウスメーカーリスト

登録会社の一例

ただ、不良業者がいないからといってトラブルにならないわけではありません。スーパー大手の会社でも施主とのトラブルは抱えているものです。優良な会社であることは最低条件であって、その中から、さらに、あなたと相性が合い、信頼できる相手を絞り込むという作業が必要なのは言うまでもありません。

結局は、住宅展示場でハウスメーカーとコンタクトを取るのと大きな違いはありません。ただ、その接触点がインターネットであるというだけなのです。

6.まとめ 結局使えるの?

このサービスは、

  • 住宅会社によって資料が即時に届かないことがある
  • 自分の好みの大手ハウスメーカーに依頼できない
  • 見積りや間取りはあくまで概要レベル

といった注意点を理解した上で、興味のある住宅会社への連絡手段として利用するなら、メリットは十分にあります。

やはり、

  • 無料でスマホで依頼できる手軽さ
  • 住宅会社との距離を置いた接触

という点で、最初の家づくりの精神的負担が少ないのは確かですし、間取りプランが出向かずに入手できることの意味は大きいものがあります。

タウンライフ家づくりには、注意点もありますが、「なにかに急かされることなく、心に余裕をもってじっくりと家づくりを進めたい」・・・そのように自分のペースで情報収集を進める方法の一つとして、活用できるサービスといえるでしょう。

なお、他にも間取りプランを請求できる有料サービスがありますので、そちらも参考にしてください。

■ネットで間取り図が請求できるサービス

資料請求サイト
登録業者数
間取り図
資金計画書
土地提案
ハウスメーカーへのお断り代行
個人情報の取扱い
運営会社

株式会社NTTデータ スマートソーシング

タウンライフ株式会社

上表のHOME4U家づくりのとびらはハウスメーカーへのお断りをしてくれるというのが特徴です。両者には、依頼できるハウスメーカーに違いがありますので、ご自身に合う方を選び分けるのが良いでしょう。

また、「間取りは不要。とりあえずカタログだけ欲しい」という方は、ハウスメーカー数の豊富なLIFULL HOME’Sが良いかと思います。

資料請求の前に、悩みや疑問を解消したいという方

しかし、上記のような資料請求は、具体的な検討を進めるのに役立ちますが、その前に、疑問や不安をなくしたいという方も多いと思います。

ハウスメーカーに聞きたいことを質問しても、結局その答えが、「本当に家族の将来にとって正しい選択なのかがわからない」というのでは、納得した家づくりができません。

ハウスメーカーは、お客さんの理想の住まいを実現したいのですが、それは、自社との契約を通して実現したいので、どうしても、解答に偏りが出てしまうものです。

そうした偏った意見に揺さぶられずに、冷静な意見に沿って方針を決めることは非常に重要です。なので、その点を重要視している方には、第三者的な立場のプロにアドバイスをもらえるオンライン相談(HOME4U家づくりのとびら)をおすすめしています。

全体予算はどれくらいか?返済額はいくらか?家づくりの全体像、手順、土地選び、ハウスメーカーの選び方など、客観的な立場のベテラン相談員に質問できるので、納得した決断ができます。

信頼企業の運営で、あなたが望まない限り、ハウスメーカーの紹介もされませんので安心です。参考にされてはいかがでしょうか。


家づくりの失敗は、
いきなり質問→よくわからない→めんどう→あきらめ→お任せ・・・こうした流れで起こります。

大切なことは、ハウスメーカーにいきなり何でも質問するのではなく、事前にある程度学習をした上で、要点を突いた質問によって、相手のペースではなく自分のペースで、一歩ずつ納得を重ねていくことです。

自分に合った情報収集で、ゆっくり、時間をかけて家づくりを進められることをおすすめします。