34坪 東玄関 3LDK 2階建て 充実テラスの間取り(3D)

スポンサーリンク

プランの概要

家族4人暮らしを想定したコンパクトなプランです。34坪と面積を抑えているため、手狭な感じがありますが、テラス・バルコニーといった外部空間を充実させることにより、それを補っています。小さいながらも、狭さを感じにくい計画といえるでしょう。

植栽、アウトドア作業、外での飲食やくつろぎが好きで、洗濯物、魚、漬物野菜などもたくさん干したい・・・そのような外部の空間を大切にしたい方に向いたプランです。

間取り 外観・内観図

配置・平面図

1階配置平面図

2階 平面図

立体平面図

1階立体平面図
2階立体平面図

外観図

東側外観パース
南側外観パース

基本情報

項目 建物概要
階数 2
LDKタイプ 4LDK
玄関の向き 東玄関
敷地面積 198.74㎡(59.9坪)
建築面積 71.09㎡(21.4坪)
建ぺい率 35.7%
床面積 1階床面積59.62㎡(17.9坪)
2階床面積53.53㎡(16.1坪)
合計床面積113.15㎡(34.1坪)
延べ面積113.15㎡(34.1坪)
※2階バルコニーの一部(3.02㎡)を床面積に参入。
容積率 56.9%
  • 建築面積:外壁で囲まれた部分の水平投影面積(上空から見たときの建物が占める範囲の面積)
  • 建ぺい率:敷地面積に対する建築面積の割合(%)
  • 延べ面積:合計床面積から車庫などの緩和床面積を除いた容積率の対象となる床面積
  • 容積率:敷地面積に対する延べ面積の割合(%)

間取りの長所・短所 解説

1階間取り解説図
2階間取り解説図

この間取りの長所
  • ウッドデッキが屋外と屋内を優しくつなぎ、手狭感のあるリビングとダイニングに開放感をもたらします。また、屋根がかかっているため、日光や雨を避けながらの屋外作業や、食材(干物や野菜)の乾燥に便利です。
  • キッチンの勝手口はウッドデッキや前庭へのアクセスがよい位置にあり、物干し作業や、育てた葉物野菜を料理へ利用するときに便利です。また、ゴミの搬出にも便利です。
  • 回れる間取りであるため、住戸内移動がとてもスムーズです。
  • キッチンから水廻りへのアクセスも良く、家事の使い勝手が良い計画です。
  • 水廻り諸室は集中しており、無駄な配管コストを抑えられる計画です。
  • 客間を設置していないため、坪数を大きく抑えられています。
  • 収納スペースは8畳と全体の12%程度(理想は9%以上)あり、概ね適切な面積が確保されています。
  • 子供室は将来分割しやすいようなレイアウトとしています。
  • 2階のバルコニーは屋根があって広く、雨を心配することなく、たくさんの洗濯物を干せます。取り込んだ洗濯物は2階ホールのカウンターでたたみ各室に直接運べるので便利です。
  • 寝室は他居室との独立性が保たれています。
この間取りの短所
  • 回遊性があり動きやすい反面、それが通路面積を増やし家具の配置スペースや居室の有効スペースを圧迫しています。
  • 坪数を抑えているため、リビング・ダイニングのが多少手狭になっています。
  • 客間がないため、来客者の就寝に工夫が必要です。
  • デッキ・バルコニーが半屋外空間としてのゆとりを生み出しているとはいえ、全体として面積が多くなりすぎています。
  • 食品庫がなく、大量・長期保存食材の保管に不便を感じます。
  • 脱衣室が洗面室と兼ねているため、脱衣時のプライバシーがありません。(カーテンで仕切れるようにしています)
スポンサーリンク

この計画のポイント

この間取りの特徴について整理します。

Point

  • 東側道路から玄関までの奥行きをとり、花と緑が多く配置できるようエクステリアにゆとりを持たせています。
  • コストを重視し坪数を抑えるため、リビング横に和室や洋室を置かない計画としています。それによる窮屈感を緩和するため、回遊性や外部空間の充実によってバランスをとっています。
  • 雨や強い日差しを気にせず快適に屋外での作業が行えるよう、また、洗濯物、魚の干物や野菜などの食材、靴やアウトドア品などを、突然の雨でも安心して干せるよう屋根付きのウッドデッキとしています。
  • 上記の物干し作業がスムーズに行えるようキッチンの勝手口は上記のウッドデッキに直結して設けています。また、前庭にも直結しているため、ハーブなどを育てておけば、すぐに料理に生かすことができます。

奥行きのある、ゆとりのエクステリア

道路側外観ー正面にゆとりの雰囲気が生まれるよう道路からの奥行きをとり、緑で美観を整えている。

リビングの窮屈感を和らげる外部デッキ

窮屈感のあるリビング

窮屈なリビング内観
窮屈なリビング内観2

窮屈感を和らげるウッドデッキ

窮屈感を和らげるウッドデッキ

屋外エリアへのスムーズなアクセス

屋外デッキ、菜園へスムーズにアクセスできる勝手口

まとめ

「坪数はできる限り押さえたい、でも、ゆとりはほしい・・・」そのような希望に沿う家族4人向けの計画の例として紹介しました。ここでは、リビング横の客間を割り切り、外部空間を充実させることでその希望を実現しています。

結局、ゆとりは坪数を増やせば簡単に手に入るものですが、1坪増えれば初期の工事費だけでなく、税、利息、維持費といった生涯負担も抱えることになります。つまり、コストを軸に希望のバランスをとるには何かを諦めることが一番早いということを端的に示した例でもあります。

人間とは、部屋があると使わないダイエット器具をはじめ、そこに無駄なものをどんどん置いてしまう生き物です。客間としての利用頻度も少なく、半物置化してしまうくらいなら思い切ってやめてしう・・・多少の不便はあっても、1部屋削ることにより免れる生涯負担額は絶大です。

これは、住宅ローンを何年も払い続けた人が気づくことかもしれませんが、それを最初からメリットと感じられる家族にとってはこうしたプランが実にフィットします。こうした割り切りの選択肢もあるということも知っていて損はないでしょう。