プランの特徴

家族との一体性を優先した4LDKの間取りです。常に家族の顔が見えるリビング階段となっており、また、子供の遊び場やスタディーコーナーとして活用できる2階のフリースペースは、吹き抜けを介しリビングとの一体性を保っています。

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間取り図、解説

家族とのふれあいを優先した間取り リビング階段 東玄関 4LDK 39坪

この間取りの長所・短所 解説

この間取りの長所

  • リビングに階段があるため、顔を一切あわせずに直接2階の各室へ向かうということを防げるため、子供とのコミュニケーションがとりやすくなります。
  • 水廻り-ぐるっと一回りできるため、回遊性があり動きやすく、生活動線とも分離されているため、毎日の家事、朝の混雑時に使い勝手が良いです。
  • キッチンはセミオープンとすることでリビングに視線を送れるため、家族とのコミュニケーションがとりやすくなります。
  • キッチン、ユーティリティー、浴室の動線が直線でまとまっており、家事がしやすくなります。
  • 吹抜け上部の窓により、リビングの隅々までが明るくなり、吹き上げ天井による開放感が得られます。また、将来の部屋の増設にも対応できます。
  • 玄関横のちょっとした収納が、お出かけ、帰宅時にとても便利です。
  • フリースペースは子供の遊び場、スタディーコーナー、軽作業スペース、読書・書斎コーナーなど、ライフスタイルに合わせた利用が可能で、生活にゆとりや潤いをもたらしてくれます。
この間取りの短所

  • リビング階段は家族間のコミュニケーションがとりやすい反面、プライバシー性を損ないます。このプランは特にリビングを横切るように通過しなければならないため、来客時の子供の上下移動が気になります。
  • キッチンはセミオープンの場合、音とにおいの遮断性を失うので、リビングの快適性が損なわれます。(食器を洗う音でテレビや会話の音が聞こえないなど・・・)
  • 洋室(1階)は隣家の状況によっては、光が入りずらく暗くなりがちな位置にあります。このプランでは、吹抜けがあるので、リビングとの建具を開放することにより、吹抜けからの採光が十分期待できますが、吹抜けがない場合は注意が必要です。
  • 寝室と洋室6畳との間が壁一枚なので、遮音上の配慮が必要です。ウォークインクローゼットの位置を逆にして緩衝帯を設けるのも一つの方法です。
  • 吹抜けは開放感と採光のメリットがある反面、上下階の音やにおいの遮断性に欠けます。また、高い位置にある窓や照明器具の清掃などのメンテナンス性に欠けます。
  • フリースペースは、生活にゆとりを生じさせますが、コスト的には無駄と捉えられがちです。コスト優先でいく場合は、フリースペースと吹抜けを圧縮し、2階をコンパクトにまとめるとよいでしょう。