プランの特徴

車庫の上にリビングを配置した2階リビングのプランです。車庫の階高レベルの差を利用しリビングの床を下げています。床が下がった分、天井高さが高くなるため、段差があることによる落ち着きと、開放感の両方が得られる、くつろげるリビングです。子供部屋を将来分割できるよう配慮しています。

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間取り図、解説

開放的な段差付きリビングの間取り、スタディコーナー、組込み車庫付き - 東玄関 4LDK 43坪 1階平面図
開放的な段差付きリビングの間取り、スタディコーナー、組込み車庫付き - 東玄関 4LDK 43坪 2階平面図

Data基本情報

1階床面積:69.56㎡(21.0坪)
2階床面積:74.53㎡(22.5坪)
建築面積:74.53㎡(22.5坪)
延べ床面積:144.09㎡(43.5坪)
容積率対象床面積120.9㎡(36.5坪)
※家族5人向けの間取りです。

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この間取りの長所・短所 解説

開放的な段差付きリビングの間取り、スタディコーナー、組込み車庫付き - 東玄関 4LDK 43坪 1階平面図
開放的な段差付きリビングの間取り、スタディコーナー、組込み車庫付き - 東玄関 4LDK 43坪 2階平面図
この間取りの長所

  • リビングが車庫の直上にあり、床のレベルが2階の床レベルより50センチ程度下がっています。その分天井を高くできるため、段差があることによる落ち着きと、開放感の両方が得られ、とてもくつろげる居間となっています。
  • 車庫が組み込まれており、車を降りても雨に当たることなく玄関へ入れます。なお、この計画の場合、車庫の床面積23.19㎡はその全てが緩和規定により容積率算定の床面積から除かれます。
  • 子供室がリビング、ダイニングの横に配置されているため、お互いに顔が見えるコミュニケーションのとりやすい間取りになっています。また、子供の成長に合わせ子供室を2つに分けられるようにしています。
  • 水廻りは各室が集中しているため非常に家事がしやすく、設備配管コストも抑えられる間取りとなっています。また、ユーティリティが洗面室と独立しているため、せま苦しさがありません。
  • キッチンはオープンとなっており、ダイニング・リビングに視線を送れるため、家族とのコミュニケーションがとりやすい間取りとなっています。
  • シューズクローゼット、土間床収納を玄関横に設けているので、あふれがちな靴や屋外備品の収納ができ、玄関をすっきり見せられます。
  • スタディコーナーは段差を介してリビングと間接的につながっているため、家族との一体性と独立性を兼ね備えた、子供が落ち着いて勉強できる計画となっています。子供がいない間は奥さんの家事コーナーとしても利用できます。
この間取りの短所

  • 各所のゆとりが、床面積を増加させており、コストを押し上げています。ダイニングと独立したゆとりのあるリビング。子供室とは別のスタディコーナー。シューズクローゼットや土間床収納。ゆとりのある車庫。洗面室と独立したユーティリティ。快適さが得られる反面、コストという副作用を考慮する必要があります。
  • 寝室は、上階の子供室と接しており、独立性が高いとはいえません。
  • リビングの段差は、つまずきの原因となります。何度も往復する位置なので、長い目で見ると後悔の種になる恐れがあります。